10月~12月にかけて『平成25年住宅省エネルギー基準』の勉強会に行ってきました。
家造りをお考えのお客様はどこの会社で新築するにしても非常に大事な内容になります。
一度目を通してみて下さい!!
ポイント1 2020年に国の省エネ基準を満たさない建物は建てられなくなります
法律で決まった事で平成25年10月1日にすでに施行されています。
現在は準備期間で省エネルギー基準を満たさなくても建築の許可はおります。
簡単に言うと断熱材が入ってなくても、窓が単板のガラスでも、現時点では許可がおりると
言う事です。これが2020年には断熱性能はもちろん設備機器の性能も含めて基準を
満たさないと建築の許可が下りません。
この話を聞いて「今のうちに安い家建てよう」と考えたお客様は少し待って下さい!!
ポイント2 省エネ基準を満たした建物は35年間で700万円光熱費がお得です
上記の省エネルギー基準を満たす家はどんな建物になるのか??
最大のメリットは光熱費が非常に安くなります。
例えば、120㎡/36,3坪の家で断熱材なし、窓は単板ガラスの場合だと1年間の
光熱費は約33万円(電気・ガス・灯油含めて)にもなります。
これが省エネルギー基準を満たした建物だと約13万円になります。
その差約20万円、借入期間35年間で考えると700万円お得なるというわけです。
最初の建物の金額はどうしても上がってしまいますが、光熱費を考えると
省エネルギー性能は家計にとっても非常に重要です。
簡単に断熱材をなくす、窓の性能を下げるというのは賢明な判断ではありません
ぜひ参考にして下さい。
ポイント3 省エネ基準を満たす事は住む人の健康にも大きく関わってきます
最近良く耳にする『ヒートショック』という言葉があります。
冬場、温度差の大きいトイレや浴室などを移動すると体が温度変化にさらされ
血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞につながるおそれがあります。
このことを、建築用語でヒートショックと言います。
日本では、諸外国に比べ入浴中の死亡率が高く、県別でいうと鹿児島県は
ヒートショックが原因の死亡率が高いそうです。暖かい地域程、断熱の重要度が
低いと考える方が多いようです。
また、ヒートショックによる死亡者数は交通事故死者数より多いと言われています。
家を建てる若い方はそんなこと気にしないかもしれませんが、いつかは歳をとります。
健康に配慮した住宅を考えてもいいのではないでしょうか。
もっと詳しい内容を知りたいお客様はセミナー開催しておりますので、ぜひご参加下さい。
平上
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